かづの牛として知られる「日本短角種」は、東北地方の北部で古くから飼われてきた「南部牛」に、明治の頃「ショートホーン種」という外来の品種を掛け合わせ改良されてきた日本固有の和牛。北海道・東北の厳しい寒さにも耐える放牧に適した牛です。主に秋田県、岩手県、青森県、北海道で飼われています。
母牛と一緒の育成期間は、母乳を主体に牧草と若干の濃厚飼料を与え、肥育期間は飼料の配分を若干変えますが、乾草・サイレージ・稲ワラ・濃厚飼料などをたっぷりと与えます。輸入配合飼料にほとんど頼らず、牧草以外には、地元のりんごのジュースの絞りかすや、醤油かすなども餌にしています。育成・肥育期間ともホルモン剤などはいっさい使用しません。子牛の時期もふくめて、5月上旬から10月下旬まで牧野でのんびり過ごします。自然交配で、できる限り自然のままに飼育されています。
ステーキやローストにすると、牧草を感じさせる牛肉本来の味わいが楽しめます。赤みが美味しい短角牛は、赤ワインによく合います。
黒毛和牛と比べ脂肪分が少ない赤身肉で、低カロリー、高タンパク、鉄分・ミネラル豊富な牛肉です。美味しさのもととなるアミノ酸もたっぷりと含まれており、風味のよさが特徴。適度な歯ごたえがあり、噛めば噛むほど牛肉の旨さが堪能できます。またスポーツ持久力の向上に効果のある、L-カルニチンや抗ガン作用やダイエット効果のある共役リノール酸も多く含まれています。 |
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